リズミカルに並んだ波の模様は、窯の炎でガラス質になった青い釉薬で場所によってランダムな濃淡を見せます。 大量生産される均一な製品ではなくひとつひとつ手作りだからでる味わいであり、機械にはそんな加減はまねできないでしょう。
男の黒い飯茶碗
益子淳一さんの「鉄黒 飯碗」です。 8角形に面取りされた外側は黒ですが、部分的に赤い錆のような釉薬が流れているのがクール。中までは黒くなく粉引きになっているのがくどくなくいいと思います。 もちろん女性に使っていただくのも
彫刻の様に見えてしまうぐい呑と徳利
益子淳一さんの三島手です。 三島と言えば土鍋の定番ですが、益子さんのこの三島手を拝見してイメージしたのは古代ギリシャのような彫刻でした。ちょっと肌色もまじった白の地に文様が並んでいる様から、ギリシャ彫刻のソフトで色っぽい
カモミール柄の湯呑み
清水なつ子さんの「そば猪口形湯呑み カモミール柄」 粉引きの白い肌に可愛らしいカモミールの咲くそば猪口の形をした湯呑みです。 蕎麦猪口としても湯呑みとしてもどちらでも使えるお手頃なサイズ。 前面と背面に柄はかすかに手彫り
姿も色も美しい水差し/花器
益子淳一さんの鉄黒 水差し/花入れです。 黒光りした肌には鉄さびのような色が散っています。 口と持ち手の形状がバランスよく引き立て合っているように思います。 口の形がおもしろい水差しですが、花生けとしてもよろしいのではな