長野県坂城町は“ねずみ大根”という辛い大根が特産品だそうです。
坂城町ねずみ大根振興協議会のサイトによるとそのねずみ大根とは、
「俳人 松尾芭蕉が更科紀行のなかで「身にしみて 大根辛し 秋の風」と詠んだとされているように、古くからこの坂城町の一部地域で栽培され、親しまれてきた地大根(辛味大根)で、一説には江戸時代に長崎から伝来し、薬として献上していたとも云われています。
自家用の漬け大根や「おしぼりうどん」の浸け汁として、以前は多くの家庭で栽培されていましたが…」
ということだそうで、長野県では“おしぼりうどん”とか“辛味大根蕎麦”というメニューがよくありますが、この大根をおろしたものをつけ汁として、あるいはそば汁に入れて食べますね。

そのネズミ大根を使った焼酎がこの「大辛ねずみ」です。
焼酎「大辛ねずみ」
坂城町の日帰り温泉「びんぐし湯さん館」(http://www.yusankan.co.jp/)で購入できます。
何種類かの商品がありましたが、買ったのはアルコール40度の300ml入り。40度というのは高いですよね。あとで気がつきましたが、樫の樽で熟成されたものだそうです。ちなみに、製造しているのは佐久市の芙蓉酒造協同組合(http://www.fuyou.org/)
グラス付きのセットもあります。湯上がりのすぐ飲めるように? いかにもストレートで飲んでくださいといわんばかりの小さなグラスです。

さて味は。

焼酎「大辛ねずみ」
オンザロックでいただきましたが、大根の感じはありませんでした。
でも、オークの樽で熟成されたせいなのかいい風味はあります。
これいいかもしれません。多分また買うと思います。
びんぐし湯さん館もおすすめなので、温泉のついでに売店をチェックです。

大根からできた焼酎「大辛ねずみ」
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