音声だけのSNS、Clubhouseというのが日本でも流行ってきている。
例えていうならラジオのパーソナリティとリスナーの関係で音声の番組を配信できるというもの。
録音機能は無いし、テキストのチャット機能もない。
既存ユーザからの招待を受けないとアカウントを得られないという制限があるので我先にと使い始めている感もあるが、このサービスのシンプルさが良いのでは無いかと思う。
Clubhouseが一過性のもので終わるかもしれないけど、ZOOMで映像を使ったチャットに慣れ、映像は要らないんじゃね?という疑問もあったので、音声で気軽にというニーズにもマッチしているのでしょうね。

Clubhouseでその“番組”単位は「classroom」という。
どんなclassroomがあるのか時々覗いていたら陶芸家という言葉が入ったものが目についた。
全国の陶芸家さん数名が焼物について雑談?をしてた。
ちなみに翌日もしてたので結構な頻度でやってるのかもしれません。
仕事がら気になって入ってみました。
井戸端会議やってる側で聞き耳をたてて楽しむ感覚かなあ?
リスナーとして参加するのは自由で、なんの承認などもいりません。

途中から入ったのでどんな話題中心だったのかはよくわかりませんが、面白かったのは上代の付け方に関して。
陶芸家さんで付け方の基準はバラバラなんですね。
やれ、でき栄えによって決めるだとか、薪窯とそれ以外では値段を変えるだとか、薪窯でも置いた場所によって変えるだとか、いやお猪口など同じサイズや種類なら全部同じにするとか・・・。
勉強になります。参考になります。

そもそもSNSは友達以外との関係であれば、相手の人となりなどを知ることができます。
それによっていわば、陶芸家とそのファンの間の距離を縮めてくれる。
インスタグラムは作品自体を写真で見て知ることができ活用してる作家さんは増えてきてます。
他のFacebookやTwitterにしても、投稿するということでその内容は考えて選んで行っているわけで、このClubhouseでは思わず本音が出たりするのでより親近感を感じられるということになるのでは無いでしょうか。
そういう面ではとてもいいSNSだと思います。

陶芸家もClubhouseを活用
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