日本伝統の漆器や昨今人気のオイルフィニッシュしたような木の器の魅力は木から感じられる温かみですが、機能性にも優れています。
断熱性しかり、陶磁器やガラスのようには割れないという耐久性しかり、そしてその軽さがあります。
試しに重量を計ってみました。
同じくらいの容量が入る陶磁器のそば猪口と三義漆器店さんのデザートカップです。
陶磁器の方は155グラム。それに対してデザートカップの方は59グラム。100グラム近い差で、つまり100cc分の重さの違いがありました。比率では3倍近くの2.7倍です。
もちろん木の種類や厚みによって重さは変わるわけですが、木の方が圧倒的に軽いというのはどなたでも分かることです。
手に感じる重さは同じ飲み物でも違った印象を与えてくれるかもしれませんね。
軽い方がスッキリとした味とか、カップが重いとコーヒーはより苦みや“ボディ”を感じるとか。
どう思われますか。
飯碗だとご飯という重いものを手に持って食べるわけで、より影響を感じるのではないでしょうか。
木の器の軽さ