そば猪口について調べてみました。

日頃お酒を飲むのにそば猪口を愛用しています。酒飲みにはちょうどよくたくさん注げるという大きさと、さまざまなデザインのそば猪口があるので好みのものを選びやすいし、その日の気分やお酒の味あるいは種類によって選べるという楽しみがあるからです。
こういう自分勝手な思い込みなので、ちょっとそのそば猪口について調べてみることにしました。

wikipediaの“猪口”の項目を見ると、
「猪口(ちょく、ちょこ)とは、小さな器のこと。一般的に酒を飲む為の小型の器(盃)、または、蕎麦をそばつゆ(汁)につけるための容器(蕎麦猪口)のことをいう。
(中略)
猪口の形状は筒胴、六角形、八角形など様々なものが存在する。材質は、陶製が多いが、ガラス製の物も良く見られる。
元来、猪口は本膳料理において用いられ、和え物や酢の物など少量の料理を盛り付ける為に使われていた器である。しかし、江戸時代中頃から酒器や蕎麦切り用の器として使用され始め、現在では、こちらの使われ方が主である。」

お酒を飲む器として良し、少量の料理を盛る器としても良し、そしてそばつゆを入れて蕎麦を食べるための器としても良し、ということです。
たしかに、いろいろと使い出のある器だと言えますね。

NHKの番組「美の壷」の「蕎麦猪口」の回では。
大橋康二さん(佐賀県立九州陶磁文化館特別学芸顧問) 「ちょこは、逆台形の形が猪の口に似ていると言うことで、『いのししぐち』という字を当てて、読みとしては『ちょく』という風に言われはじめたのでしょう」

知りませんでした。形がイノシシの口に似てるからなんですね。亥年の店主にしてみるとさらにそば猪口に愛着が増してきました。

さらに「美の壷」では、
“民芸運動で知られる思想家、柳宗悦は、蕎麦猪口の絵柄の多様さについて、著書「藍絵の猪口」の中で、こう記しています。「一番驚くのは文様の変化である。この蕎麦猪口ぐらい衣装持ちは無いと言える。」
蕎麦猪口の絵柄は、あらゆる食器類の中で、他と比較にならない程バラエティーに富んでいます。その絵柄は、植物、動物、天体、風景、そして幾何学模様・・・。”

かの柳宗悦さんもそば猪口のデザインの多様さをおっしゃってたのですね。
手頃な値段で買い集めることができるそば猪口。
料理を盛って、あるいはお酒を飲みながらそのデザインを楽しんでみてください。雰囲気が変わり、感じる味も変わってくるのではないでしょうか。

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注目醉器で扱っているそば猪口はこちら

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